生活実態をめぐる争い

今日もまた施設管理者とけんか。

施設入所者の外出支援で、施設に帰る時間が遅くなったことで、そのへんは早めに帰るよう介助者として働きかけないのですか、長時間の外出は危険だという彼の身体状況わかってないのですか、と。

とくに、その彼が一ヶ月前入院していたので、かなりぴりぴりしている。(事前にほとんど情報は聞かされてなかったが)

争点は、看護と自立の問題。

原則、本人の意思です、とこちらがいえば、相手は、意識朦朧で命の危険があっても何もしないのですか、と。

そういう場合は配慮しますが、というと、それはご都合主義じゃないですか、と切り返される。

ある部分で、医療との連携が必要なのはこちらも認めるが、相手が負けん気の強い人なので、今日はなんか妙ないいがかりをつけられる。

あなたの原則からすれば、医療との連携なんて必要ないんですよね。

いや、もちろん必要な場合はあります。

それは原則と違うじゃないですか。そんな都合のいいことばかり言って。と。

それでまぁ、最後は自立より看護の勝利と、本日はあいなった。

以前は、ぼくの中ではかなり相手をやっつけていたので、今日は仕返しされたか。どうもシチュエーション的には、はめられた、という印象。恨まれてたのね(^^;

 まぁ、そんなことはどっちでもいいが。

それよりも、その後で思ったのは、生活実態をめぐる争いというのは、行政交渉よりもよっぽど息が長く大変だなぁ。と。

 行政という一部の関係者とではなく、社会や家族と向き合っていくということ。しんどいが、少しずつ進めていかないとね。