人の心を吹き荒れる嵐

お疲れさまです。

人の心を吹き荒れる嵐、その嵐はやまず、世相そのものがぐらつき揺れ動いているように感じる。

夕方に、最近連絡のつかなかった知り合いから電話。

久しぶりに声を聞いた気がした。

彼は、ぼくにとってとても心強い人。

ちょっと話したあと、「報告することがあって」、ということで、彼は「わたしも当事者になってしまって」、と。

数日前に、「発狂してしまった」らしい。生保をとって生きていくようだ。

なにかがぼくの中でも揺れ動く。

別に発狂することはいいのだが、自分の中でも、ある種の「健全者文明」といったものにおそれをいだくようになる。

世間の常識やら既成概念やらが、ぼくらの心を苛める。

それら健全なる常識を身にまとった人の管理・監禁に対する身もだえ。

嵐はやまぬ。


今日の午前中は、下の伊藤さんらの訪問。

今日の会合全体が支援者の力が強い印象で、当事者にとってはしんどそう、というのが大方の感想。

実際そんな側面もあったのでしょう。

でも、きっとそれだけじゃないのだと思う。

ゆっくり、そして迅速に動くことで、きっとつながりは生まれてくる。

そんなふうに進んでいけばいい。

きっとつながりは生まれてくる。


明日から二日間、東京へ。

JCILの二人目介護者要員兼かりん燈員として、公的介護保障要求者組合の総会&厚労省交渉に参加。

そこのなんでもありのアナーキーぶりをちょっと味わってみたい。

ますます、嵐は激しく吹きすさぶかもしれない。

ぼく一人のなかだけで?

それもやだから、世の中ごと、嵐に飲み込まれてしまえ。