重度訪問介護で働くということ

某大学の学生ミニコミ誌の依頼で、以下のような文章を書くことになった。冒頭だけ。
以下、自分の介護経験含め、だらだらと8千字。意外に早くおわった。

風邪、せきがしんどくなった。深いせき。いよいよ、肺炎?って言葉も脳裏に浮かぶ。


「重度訪問介護」で働くということ
―重度障害者の長時間連続介護という仕事と介助者の生活―

 重度訪問介護 ― ここで働く人は今、おそらく新しい何かと出会いながら働いている。地域での長時間連続介護という仕事は今までなかったし、これまでのいわゆる「労働」という枠組みからもどこか外れている。この重度訪問介護の仕事が今後どうなっていくのか、この新しい「仕事」が、従来の労働とかわらない陳腐なものになっていくのか、あるいは、ほんまに何らかの「新しさ」をこの社会にもたらすものとなるのか、それは、この現場で働く人々や、この現場にかかわる人々次第であろう。