CENTURY

〔4月4日mixi日記より〕
昨日東京より戻る。

ここだけの話し、午前中、新幹線に乗る前に東京駅のDAIMARUのミュージアムによる。

20世紀の写真展。ルイス・ハインからはじまり、メープルソープまで10名以上の写真家の写真展。

もうちょっと見る時間がほしかったが、けっこう斜め見でおわる。

出口の販売所で、CENTURYという写真集を買う。

1300ページほどある。1899年から2001年9月11日まで、歴史的出来事や情景を写した写真で構成された歴史写真集。

すごい。息をのんでページをつづる。

これを見ていると、20世紀という時代の特徴がうっすら脳裏に焼き付いてくる。

20世紀という時代 ― 戦争と労働と映像の時代

労働は戦争の日常形態であり、戦争は労働の非日常形態である、そんな印象を受ける。
人々は絶えなく戦争と労働と消費を繰り返している。

そして絶えず、写真、広告、映画その他の映像が、人々の集団心理を形成し、動かしているような気になる。

出来事の名前を気にせず、最初からページをめくっていく。そこに写された人々。

人間は変わらないものなんだな、と再認識。
苦しみ、呻き、気どり、姿態、笑い、隊列、錯乱、怒声、優雅、死、悲しみ、、、

そしてまた、たった100年前にして、なぜこうも変わったのかとも思う。

内容はほんまヘビー級の本。

価格はわずか2000円。

午後、事務所に戻ると、本体メンバーが介助・介護について話し合い・勉強会をしている。

ちょっと加わる。

今日は一日JCIL本体におり、お金のことや、京都での介護者不足対策チームの下準備。

わりとほっこりした一日。

明日は朝からガイヘル。

あまり無理をしないようにいこう。

おやすみなさい。