病棟慰問

ぼくの知り合いが今日、病棟に慰問にいきました(長いつきあいの知り合いがたくさんいる)。
その感想をもらったので、ここにあげておきます。

この病院の玄関には、中庭がのようなものがある。春になると、つつじの花、藤の花がきれいに咲く。

まだ、春には少し遠いが・・・

でも今日みたいな暖かな日は、この中庭に入院している方々が外の風を感じていた。

そして、筋ジス病棟の中は、真ん中に食堂があり、そこで、皆が集まり、お話したり、ジュース飲んだりしていた。

これが、2年ほど前までのここの風景。

しかし、今日は全く違う。
取りあえず、人がいない。うろうろいている人は、全くいない。

重病人ばかりが入る病院となっていた。

入院されている人は以前と変わりがない。しかし、病院の扱いが変わった。


最初、国の病院であるために、利益優先ではなく、お金がないため苦しい状況になっているのだろうと思っていた。自立支援法のおかげで経費削減されて、いろいろ苦しいのあろう。と、思っていた。

しかし、少し違うような気もした。
問題は、そういった類のものではないような気がした。
言葉では、うまく説明が出来ない、何か悪い動きを感じた。

今日は、たまたま、そういった日だったのかもしれないが、
スーツを着て、自分を名乗るための名前カードを首からぶら下げている、2、3人の塊を3つくらい見た。どれも、薬メーカーの人々らしい。
先生と呼ぶ人に順番に会っている感じ。

後、筋ジス病棟の患者の部屋変えを大きく行おうとしていた。
80のベット数を60に減らすらしい。

私が感じたことは、この目に見えた人の具体的な動きではなく、
ほんとうに言葉で説明できない。恐怖、不安。

管理体制の強化と、機械化、多量の薬の使用。病院らしいこの動き。

動けない人を、管理の下動かさず、静かに死を早める。

患者は、いくらでもおり、昔からの風習が、筋ジスやったらこの病院しかないように思わされて・・・

何が出来る。この状況阻止するには、何が出来る。

取りあえず、今日、入院されている一人の女の子のメールアドレスを聞き出すことが出来た。このとは、以前からの知り合い。とってもかわいい子。この子を助けるためにも調査をしてゆきます。

そして、私の第一の約束、彼の死を無駄にしないために、この子を簡単には死なせない。